Eveのブログ

NetflixとApple Music のマニアのブログ。

札幌のチカホを歩いているときはジャミロクワイになれる話

最近月1以上札幌に行く機会があって、これから札幌に行く人に全然耳寄りじゃない情報をお届けしたいと思う。

 

2年前くらいにツイッターで見てから頭を離れないfan's fact、それはジャミロクワイが "Virtual Insanity" を札幌を訪れた時に作ったという話。ライブMCで話したらしい…(本当に札幌だったか、そして別の曲の記憶違いでは?と言っている人もいるけど、それは本人にしかわからない)

 

ただ、それを信じてみるとすると、札幌の地下歩道を歩いている時私はいつもジャミロクワイがいかに天才かということに想いを馳せ、私はここで何をしているんだろうという、しょーもない悲観をしてしまう。

 

ツイッター情報で申し訳ないが、ジャミロクワイは雪降る札幌の地上に人が少ないこと、そして地下に降りてみたらそこに広がる地下歩道に沢山の人が歩いているという光景を見たらしい。

 

札幌に来たことのない人に説明すると、札幌の冬はすさまじい。札幌って雪降るんだろな、という想像くらいはできるかもしれないけど、あの大都市に、ほとんどの人が想像できるより凄い雪が降る。そして札幌→大通り→すすきの と地下帝国が広がっていて、地下でなんでもできるし、JR札幌駅の駅ビルも充実している。札幌駅から地上に出ないで遊ぶことも全く難しくないし、地下歩道では毎週のようにアート・文化のイベントが行われ、多くの企業の宣伝活動の拠点にもなっている。最近はアイヌ文化に関するスペースもできた。

 

札幌の街の特殊さ、そして人々が冬の間春を待ちながら地下でひっそりと、でも活発に動き回っている様子は日本人でも物珍しく感じるだろうと思う。

 

そんなチカホは札幌にいる時には生命線でもあり、私にとっての文化的時間でもある。

 

直接"Virtual Insanity" だったかは定かでないにしろ、札幌の地下街がジャミロクワイにインスピレーションを与えたのは確からしくて、どんなに雪で不便だろうと、そんな恩恵もあるのだからと思うようにしたい寒い冬です。