Eveのブログ

NetflixとApple Music のマニアのブログ。

アカデミー賞授賞式2022リアタイ記録

今年のアカデミー賞受賞式も、朝からWOWOWで生中継を視聴したので

記憶があるうちに色々と書いておこうと思う。

 

作品賞

作品賞は正直に言って意外だった。今年の候補作を全部見られていないところではあるけれど、CODAはあまりに一般受け路線かなと思っていたから。また、数年前からは人種差別的な視点が最重要だったように見えたし、去年はノマドランドが選ばれたというより、他の選択肢が弱かったのかなという感じだった。正直、一般的な人気よりはイデオロギーの部分が大きいという思い込みのせいで、CODAがどれだけ高クオリティでも作品賞にはならないだろうと思っていた。

あとリメイクが悪いという気はまったくないけど(「エール!」も見てないけど)、フランス映画をアメリカ版にしたものが受賞することに違和感を持つ人の意見も見て、確かにアカデミー賞が基本的にはアメリカ人のものということを忘れてはいけない。

WOWOWの町山氏の解説によれば、作品賞は今順位をつけて投票する形式だから、みんなが平均的に結構好きな作品が結果的に1位になるそう。

個人的な2021年のベストは「チックチックブーン」だったけれど…

 

司会問題

冒頭の賃金格差のジョークはアカデミー賞っぽくて良かったけど、それ以外は要らなかったかな…とくに最後のパジャマ姿は謎すぎた。

 

プレゼンター

パルプフィクションゴッドファーザーのキャスト登場は良かった。ただ、作品賞のプレゼンターがガガ様だったのはなぜ…

あとエドガーライトが指摘した通り、プレゼンターがしゃべる時間があるなら受賞者のスピーチの時間を長くしてあげればいいのに。

 

ただ、助演男優賞のプレゼンターが「非英語の名前発音問題」に言及していたのは素直に笑えた。そんなこともあったね。彼女が受賞者に終始べったりなのも何故かわからなかったけど奇妙で微笑ましかった。

 

平手打ち問題

リアルタイムではWOWOWの同時通訳が止まったために、何が起きていたのか正直よくわからなかった。途中まで台本か…?とすら思った。

WOWOWはFワードをミュートしていなかったので、あれをリアルタイムで聞いていたのは全世界で何パーセントくらいなんだろうと思うと笑える。

中継が止まったあと、スタジオの解説はとっさの対応にしてはわかりやすく、さすがだなと思うなどする。

最初にTwitterで知っていてあれを見るのと、流れのなかで目撃するのとでは格段に驚きの種類が違うだろうけど、個人的にはあのジョークの意味がよくわかっておらず

いきなり暴力シーンを見せつけられて嫌な気分になったというだけだった。

その受け止め方のせいで、直後のウィルスミスの受賞スピーチもかなり怪訝な表情で聞いていたし、なんでアンドリューガーフィールドじゃないんだよとしか思わない。

予告編が嫌いだったからキングリチャード見ていないけど…

 

 

以上、今年はノミネート作品をあまり予習できておらず中途半端な感想になったけれど

来年も楽しみにしているし、はやくリコリスピザが見たい!