Eveのブログ

NetflixとApple Music のマニアのブログ。

Netflixの日本版CMダサくない?

たまたまテレビでやっていた、「アイリッシュマン」のCMがダサい。

 

好きな男性の趣味が映画(特にデニーロが好き)で、それに近づこうとする女性。高速バスの出発を待つ時間だろうか、携帯で「アイリッシュマン」を見ている。彼女のセリフが「アイツのことなんか…関係ないんだからっ」みたいなのがまずクソダサいと言いたい。いやもはやギャグが理解できていないだけなのかも。むしろそうであってほしい。いま何年??

 

しかし、やっぱりそれよりも、「女の子は重い映画を好き好んで観ない」「映画は男の趣味で女はそれに合わせる」「女が高尚な映画を見るのは男の気を引きたいから」みたいな透けて見える考えが、CMというあの短い時間でもすごく気持ち悪い。

 

全裸監督の宣伝などを見ていても、Netflix Japanはなんか本場のNetflixの雰囲気とズレている気がする。クィアアイを始めとして、凝り固まった前時代の価値観を捨てて多くの人に配慮する作品がNetflixの魅力でもあると思っているのに。

 

もちろん好きな人の趣味を好きになりたい、という動機はとても素敵だとは思うのだが。

映画好きの女性にとって、

「映画マニアは男性」「女はどうせキラキラ恋愛映画しか見てない(キラキラ映画はそれ自体ジャンルとして近年躍動しておりその愛好家を非難する意図はない)」「女は映画を一人でみれない」「映画館でスマホを触るのは女」

などいろいろな偏見に触れてきた。

そのため神経質になってしまっているのかもしれないが、Netflixにはそんなジェンダー観を垂れ流してほしくなかったのが本音である。

 

以上愚痴でした。